1. 岩倉使節に合流

1871年10月に、教育システムの調査でヨーロッパへ渡った畠山は、岩倉使節に合流のため、フランスからアメリカへの帰国を命じられる。

畠山と同時に、大蔵省関係でヨーロッパに渡っていたモンソン組留学生きっての優等生、大原令之助こと、後の初代日銀総裁、吉原重俊にも同じく岩倉使節合流の命令が下り、畠山と吉原は同じ船でリバプールからNYへ戻って来る。NY着は1872年1月28日である。 続きを読む 1. 岩倉使節に合流